協会案内
発泡プラスチック断熱材
断熱材には素材の種類やその形状で多くの種類があり、それぞれに固有の特性をもっています。一般に住宅で使用されている断熱材は、大きくは発泡プラスチック系断熱材と繊維系断熱材の2つに分類されます。繊維系の断熱材が細い繊維の間に空気を閉じ込めているのに対し、発泡プラスチック系断熱材は、独立した小さな気泡の中にガスを閉じ込めて断熱性能を発揮しています。

発泡プラスチック系断熱材は、素材別に次の5つに分類できます。
1. ビーズ法ポリスチレンフォーム
 
ビーズ法ポリスチレンフォームはEPS(Expanded Poly-styrene)とも呼ばれポリスチレン樹脂と炭化水素系の発泡剤から製造されます。
ビーズ状・ペレット状のポリスチレン樹脂を金型内に充てんし、高温の水蒸気で発泡・融着成形した断熱材です。
一つ一つの粒の中に独立した気泡構造をもち、水や湿気を通しにく
く、軽量で加工性と施工性に優れており、金型成形で形や厚さを自由に選ぶことができます。
 
  COA参画団体:EPS建材推進協議会
                          URL:http://www.epskenzai.gr.jp
 
2. 押出法ポリスチレンフォーム
 
押出法ポリスチレンフォームはXPS(Extruded Poly-styrene)とも
呼ばれ、ポリスチレン樹脂を原料とし、発泡剤等と共に押出機で溶融混合し、連続的に押出発泡させたもの、若しくは押出成形したブロックを所定の寸法に切出した板状の製品です。
建築用及び住宅用の断熱材として広く使用されており、吸水性が
小さく軽量で耐圧縮性が大きいため、基礎や土間床断熱にも使用
されています。
 
  COA参画団体:外張断熱工法促進協議会
                           URL:http://www.sotobaridannetu.jp
 
3. 硬質ウレタンフォーム
 
硬質ウレタンフォームは、ポリオール成分(ポリオール・発泡剤・整包剤・触媒・難燃剤等を予め混合したもの)とポリイソシアネート成分を反応・発泡させて成形した断熱材です。
代表的な製品として、各種 面材と一体成形したボード状の複合断熱材と、現場で発泡機によりスプレーまたは注入する現場発泡品が
あります。より難燃性を付与した製品として、ウレタン変性イソシアヌレートフォームがあります。
 
  COA参画団体:ウレタンフォーム工業会
                          URL:http://www.urethane-jp.org
 
4. フェノールフォーム
 
フェノールフォームは、種々の変性を行ったフェノール樹脂に発泡剤と硬化剤を混合し、発泡・硬化させた断熱材で、製造方法によりレゾール型とノボラック型に大別されます。
フェノールフォームには、不織布・アルミ箔等を面材とするラミネートボードと、他材料との複合成形パネルがあります。建築用及び住宅用には、高性能フェノールフォームが主に使用されています。
 
  COA参画団体:フェノールフォーム協会
URL:http://www.jpfa.org
 
5. ポリエチレンフォーム
  ポリエチレンフォームは、ポリエチレン樹脂を主原料に、発泡剤と添加剤等によってつくられます。 製法
によって、無架橋押出発泡、電子線架橋連続発泡、化学架橋連続発泡、化学架橋金型発泡に分類されます。ポリエチレンフォームは、素材の持つ柔軟性を生かし、木造住宅用の断熱材、配管カバー、断熱
防水等に使用されています。
 
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