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ここでいう外張断熱工法とは、構造材の外側に発泡プラスチック断熱材を用いて断熱層を設ける工法(RC造、組積造を除く)をさしています。充填断熱工法と比べて、断熱・防湿・気密施工が容易なこと、施工法が明快で断熱工事に不慣れな技術者でも安定した性能を確認できること、構造材等の熱橋による影響をほとんど受けずに断熱化できること等が主な特徴です。
外張断熱工法の概念図を図1に示します。構造躯体の外側で気密層の連続性を確保することが重要なポイントです。
(1)外張断熱工法の設計上の注意点
・断熱材、防湿気密フィルム、気密テープなどにより構造躯体の外側で気密性能が確保できるように設計します。
・外壁の施工において、モルタル、タイル等の自重の大きな外装材を用いる場合には、通気胴縁の取り付けに受け材を用いるなどの工夫が必要です。取り付けビスの長期にわたる剪断強度が必要であることを念頭にビス等を選定し留め付けビッチを計画します。
・寒冷地において厚い断熱層が求められる場合には、多層張りによる施工が一般的です。
(2)外張断熱工法の施工上の注意点
・断熱材を外壁構造材、屋根構造材の外側に貼り付ける際に、断熱材の突き付け部で隙間が生じないように、突き付け部を柱などの下地がある部分に合わせて、針留め等で固定します。
・部位が取り合う部分では、断熱層及び防湿気密層に隙間が生じないように気密補助材を用いて措置します。
・気密層の施工は特に連続性の確保に注意します。
・壁の断熱材は通気胴縁(暑さ18mm程度)を介して外張断熱工法専用ビスで固定します。
・高所作業となる屋根の断熱においては作業の安全性の確保に注意してください。
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